労務ぷらんコラム

【労務管理】慶弔見舞金

2019.09.02

神戸の社労士、マサ井上です!

皆さんの会社には、慶弔見舞金はありますか?

慶弔見舞金とは、会社が従業員もしくはその家族の慶弔事(結婚、出産、親族の死亡、被災など)に対し支給する、

祝い金、もしくは見舞金等を指します。

慶弔見舞金は、就業規則などに特段の定めがない場合は法的な支払い義務はありません。

しかし、多くの企業では従業員の結婚や出産、家族の死亡などの慶弔時にはお金を包むことが一般的となっています。

 

人によって取り扱いの差をつけたり、場当たり的な対応をしたりといったことにならないように、

慶弔見舞金規程を定めることは大切でしょう。

なお、慶弔見舞金支給規程に従って支給された慶弔見舞金は福利厚生費として扱われ、会社の損金に算入されます(ただし、世間相場と著しくかけ離れた金額である場合は損金計上が認められないことがあります)。

 

慶弔見舞金の種類と一般的な金額

慶弔見舞金の種類と一般的な金額は、次のとおりです。

結婚祝金:本人が結婚した場合 1万~3万円程度

出産祝金:本人または配偶者が出産した場合 1万~3万円程度

傷病見舞金:本人が業務上もしくは業務外の事由により休業した場合 数万円程度

弔慰金 :本人が死亡した場合5万円〜10万円程度、家族の場合は1万~5万円程度

災害見舞金:本人の住居が被災した場合 2万~5万円程度

規程を作る際の注意点

支給対象者、支給時期を明確に決める他、慶弔見舞金支給の際に本人から提出してもらう書面

についても決めておくとよいでしょう。

 

 

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