ゲームでおなじみの任天堂が紹介予定派遣で起訴されたようです。

読売新聞の記事

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200903-OYT1T50092/

ＭＢＳの記事

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200908/GE00034738.shtml

さて、紹介予定派遣とは、普通の派遣とは違います。

まず、６か月以内の派遣を来ない、双方の合意をもって、派遣先が派遣労働者を正社員等で雇うというものです。

ですので、派遣元は派遣と職業紹介の２つのライセンスが必要です。

今回は、６ヶ月の派遣を行ったのですが、任天堂が採用しなかったということです。

無論、採用しない権利は任天堂にありますが、何が問題だったのでしょうか？

派遣社員は「産業医からのパワハラがあった」

派遣元は「派遣会社抜きで任天堂だけが面接しており、派遣制度を逸脱した実質的な採用行為」

原告側弁護士「正社員の試用期間のようなものなのに、派遣先が責任を負わない企業優位の制度になっている」と指摘している。

この弁護士の意見、非常に面白いです。

紹介予定派遣の制度が出来て、２０年が経過し、この制度の見直しのきっかけとなる裁判かもしれません。

今後の動きに注視したいです。

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