労務ぷらんコラム
これは「障害年金の落とし穴」なのか?
神戸の社労士の井上です。
さて、下の記事をご覧になって、どう思われるでしょうか?
個人的意見とは大きく異なります。
障害年金の支給額に「落とし穴」、多いか少ないかは運が左右する場合も 国が法改正を検討 | 47NEWS (nordot.app)
この記事の内容は、厚生年金保険加入の事業所(この人は病院に勤務。
体調不良で退職し、退職後、医療機関で治療する。
後に、障害年金に該当したため、障害基礎年金2級に該当する。
初診日が、退職後だったため、厚生年金でなく、基礎年金のみであるため、2級だという。
厚生年金だったら、あと50万円もらえたのに!と。
もし、厚生年金だったら3級かもしれませんよね?
というのは、何回も申請してきた感だ。
また、ドイツでは退職後1年から2年は、被用者保険(日本では、厚生年金保険)で面戸を見てくれると記載がある。
しかし、ドイツでは日本の国民年金のような、地域住民を対象とした保険は任意加入なので、
下手すると、無年金もありうる。
その辺りのリスクは書いていないのは、マスコミだからか?
やはり、ヨーロッパは働く人が重要だという伝統的思考があり、この制度もそれを反映しているように思う。
私が、考える制度は、退職後、何年という期間でなく、貢献度を考えるべきではないか?
厚生年金保険に20年以上加入しているのであれば、厚生年金保険から何らかの支給があるなど、
やり方は、様々だと思う。
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