労務ぷらんコラム

【助成金】使える雇用関係助成金をリストアップ!

2019.11.07

神戸の社労士、マサ井上です!

 

助成金と言っても、どんな助成金があるの?

助成金は、よくわからない!

と思われている方のために、雇用関係助成金で

「使える助成金!」「使いやすい助成金」をリストアップしました。

ご参考にしてください。

  1. 雇用調整助成金【休業・教育訓練・出向を通じて従業員の雇用維持】
  2. 特定求職者雇用開発助成金【就職困難者(高年齢者・障害者・母子家庭の母等)を雇用】
  3. トライアル雇用奨励金【安定職業を希望する未経験者を試行的に雇用】
  4. キャリアアップ助成金
    【有期契約労働者等を正規・無期雇用等に転換】【有期契約労働者等と正社員と共通の手当を作る】
  5. 出生時両立支援助成金【男性労働者に育児休業を取得させる】

 

他にも、社会情勢に合わせて様々な助成金があります。

例:人材開発支援等助成金・人材確保等支援助成金←おススメ!

 

なお、助成金を申請するためには、

事業所として労働関係法令を遵守していることが前提となります。

例えば、以下のようなところが確認され、満たしてない場合は不支給になることもあります。

➤出勤簿や賃金台帳・雇用契約書等が整備されているか

➤社会保険を適正に加入しているか(保険料を支払わず、ご褒美はあり得ないですから)

➤支給賃金が最低賃金額を下回っていないか(どの手当が計算の基礎になるか?確認が必要です)

➤残業代の未払いはないか

➤有給休暇は付与しているか

 

また、書類偽造等で不正受給と判断された場合には以下ペナルティーがあります。

➤助成金の返還を求められる

➤事業所名の公表

➤将来の助成金申請ができなくなる(最低3年間)

➤会計検査院の調査もありえる

中小企業にとって助成金は魅力的ですので、助成金をもらうこと自体が目的になっているケースがあるように思います。

年々、助成金の審査も厳しくなっており、不正をしているつもりがなくても不正受給と判断された場合には取り返しがつきません。

申請要件をしっかり確認の上、無理のない程度で申請するようにしましょう。

 

 

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