労務ぷらんコラム
無期雇用にするなら助成金を!
2013.05.01
神戸の社労士:井上正宣です。
労働新聞によると、「(契約社員を雇う会社の)6割が無期転換に肯定的」と埼玉労働局の調べでわかりました。
埼玉労働局が管内企業の人事労務担当者を対象に行った改正労働契約法への対応に関するアンケート調査で分かった。
有期労働契約が通算5年を超えないように運用する企業も2割と少なくない。
とくに定年後再雇用者の無期転換申込みを危惧する企業が多く、
「60歳定年後の有期労働者に再定年を設ける」など第二定年に言及した回答がめだっている。
とのことですが、正社員に転換を考えているなら、助成金を活用してください。
1つは、「若者チャレンジ奨励金」です。
35歳未満の若者で非正正規社員を訓練を経て、正社員にする制度です。
訓練期間は、月15万円の補助。
正社員転換後、1年経過して50万円、さらに1年経過後に50万円助成されます。
2つ目は、「キャリアアップ助成金」正社員転換制度。
これは、年齢と這わず利用できます。
1年正社員にすると40万円。
ただし、有期雇用から無期雇用にすると20万円。
無期雇用から正社員にすると20万円と言う使い方も出来ます。
しかし、就業規則の整備が必要ですので、ここは、社会保険労務士に任せて欲しいところですね!
就業規則と助成金をセットで頼むなら
労務プランニング オフィスINOUE