労務ぷらんコラム
【就業規則】続・就業規則がなぜ必要か?
神戸の社労士:井上です。
前回の「就業規則とは何か?について、初心者にもわかるように書いてください」という質問を、
「厳密」モードで聞いてみました。
前回のバランスモードより詳しい内容の回答が来ましたよ。
では、チャット君の回答は下の通りです!
もちろんです。就業規則とは、会社が従業員に対して設けるルールのことを指します。これは、労働基準法に基づいて作成され、労働者の労働条件や待遇、権利と義務などを明確にするためのものです。
具体的には、以下のような内容が含まれます:
- 労働時間:一日の労働時間や休憩時間、週の労働日数など
- 休日・休暇:週休日数、年次有給休暇、特別休暇など
- 賃金:基本給、残業手当、休日出勤手当、賞与など
- 安全衛生:労働者の健康と安全を確保するための措置
- 福利厚生:社会保険、退職金、住宅手当など
これらのルールは、労働者と雇用者の間で問題が発生した場合の解決策を提供し、公平で健全な労働環境を維持するために重要です。
就業規則は、労働者が知る権利がある情報であり、それを理解することは、自分の権利を守るために非常に重要です。
就業規則は通常、入社時に配布され、または職場で容易に参照できる場所に掲示されます。変更があった場合には、労働者に通知されます。
就業規則については、労働基準監督署に届け出る必要があります。これにより、労働者の権利が法律により保護されることを確認します。
就業規則は、労働者と雇用者が共に理解し、尊重するべき重要な文書です。それは、労働者が自分の権利と義務を理解し、適切に行動するためのガイドラインを提供します。
また、雇用者が法律を遵守し、公平で健全な労働環境を提供するためのフレームワークを提供します。
という回答が来ました。
初心者向きかどうかは、わかりませんね(笑)
ここで、私が説明するなら、「労働時間」から「福利厚生」までの部分ですかね。
ここが無いと、「就業規則」になりません。
特に、「労働時間」「休憩・休暇」「賃金」については、絶対的必要事項になります。
絶対というだけあって、必ず記載する必要があります。
理由は日本国憲法にある訳ですが、それはさておき。
例えば、
賃金の締め日、支払日が無い会社とか、安心して働けないでしょう?
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