労務ぷらんコラム
障害者を雇用すると企業の業績が伸びる理由
神戸の社労士:井上です。
この様な記事を見つけました。
障害者を雇用すると企業の業績が伸びるようです。
この記事を要約すると、
まず、その理由は、
「健常者の生産性が上がるからだ」
さらに、
「優秀な健常者は多様性を潰す」とのことです。
理由は以下の通りです。
「周囲に違和感を覚えてもうまく自分を合わせる。苦手なことでも「やれ」と上司に命じられれば、何とかこなす。あるいは、期待を察して嫌な仕事にも自分から取り組む」
その結果、
「いつの間にか、似たような思考や能力の人ばかりの集団ができる。昔はそれでもよかったが、今の時代は通用しない。海外の企業に勝てず、日本経済の成長は止まっている」
と。
そして、障害者を雇用すると、どうなるかというと、
「職場にダイバーシティー(多様性)を持ち込み、他者を尊重しようという雰囲気を醸成してくれる」
また、
「障害の軽重は、労働者としての優秀さとはまったく関係ない。大切なのは特性と業務のマッチング」だそうです。
しかし、障害者を雇用するのは、難しい企業もある。
「そこまで障害者にリソースを割けない」と考える企業には何を伝えたいですか」という質問に対し、
「健常者だけの職場は楽だろう。
しかし、繰り返しになるが、イノベーションを生み出すには多様性ある組織でなくてはならない。
それを実現するための人材を、国の助成を受けながら雇えるのだから、活用しない手はない。
日本経済の成長に障害者の活躍は不可欠だ」
と。
「健常者だけの職場は楽だろう」ですか。
厳しいですが、成功する企業は多様性が必要ということには間違いないようです。
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