労務ぷらんコラム

【健保・年金】106万円の壁 社会保険に加入すると手どりは?

2023.11.24

神戸の社労士:井上です。

 

これは面白い計算をしておられます。

情報共有させていただきます。

 

東京都を事例に、年収106万円となり社会保険に加入すると、手取りは年収いくらで戻るのか?

という計算をしています。

年収103万・106万・130万・150万・201万の壁とは? どれが得か、超えたらどうなるか解説 | なるほど!ジョブメドレー (job-medley.com)

 

まず、年収106万円の確認をいたしましょう。

パートアルバイトの方が、社会保険に加入する条件は、

・正社員の4分の3以上の稼働時間に達した時です。

分かりやすい例は、週40時間労働の職場なら、30時間働くことが常態となっている場合です。

 

ところが、101人以上の企業は、これに加え、

・月収88,000円以上の収入

・週の所定労働時間が20時間以上

・臨時の雇用ではない(2カ月を超え雇用される)

・学生ではない

とあり、これに該当すると社会保険に加入する必要があります。

 

さらに令和6年10月からは、101人以上の企業から、51人の企業に変更されます。

 

エライことですね(;´・ω・)

 

そこで、東京都の例を取り、リンク先では、年収はいくら稼げば、元の手取りになるのか?

と計算しております。

 

答えは、123万円だそうです。

123-106=17!

17万円を東京都の最低賃金1113円で割ると!

52.74時間

これを12がカ月で割ると4.39時間

 

まあ、1カ月4.4時間は、今より多く勤務しないとイケなことになります。

そして、働いて同額になるのですから、メリットが欲しいですね。

それは、年金に老齢厚生年金が上乗せされるということなのでしょう……

また、私病で欠勤した場合、健康保険から「傷病手当金」が支給されます。

 

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