労務ぷらんコラム
【健保・年金】106万円の壁 社会保険に加入すると手どりは?
神戸の社労士:井上です。
これは面白い計算をしておられます。
情報共有させていただきます。
東京都を事例に、年収106万円となり社会保険に加入すると、手取りは年収いくらで戻るのか?
という計算をしています。
年収103万・106万・130万・150万・201万の壁とは? どれが得か、超えたらどうなるか解説 | なるほど!ジョブメドレー (job-medley.com)
まず、年収106万円の確認をいたしましょう。
パートアルバイトの方が、社会保険に加入する条件は、
・正社員の4分の3以上の稼働時間に達した時です。
分かりやすい例は、週40時間労働の職場なら、30時間働くことが常態となっている場合です。
ところが、101人以上の企業は、これに加え、
・月収88,000円以上の収入
・週の所定労働時間が20時間以上
・臨時の雇用ではない(2カ月を超え雇用される)
・学生ではない
とあり、これに該当すると社会保険に加入する必要があります。
さらに令和6年10月からは、101人以上の企業から、51人の企業に変更されます。
エライことですね(;´・ω・)
そこで、東京都の例を取り、リンク先では、年収はいくら稼げば、元の手取りになるのか?
と計算しております。
答えは、123万円だそうです。
123-106=17!
17万円を東京都の最低賃金1113円で割ると!
52.74時間
これを12がカ月で割ると4.39時間
まあ、1カ月4.4時間は、今より多く勤務しないとイケなことになります。
そして、働いて同額になるのですから、メリットが欲しいですね。
それは、年金に老齢厚生年金が上乗せされるということなのでしょう……
また、私病で欠勤した場合、健康保険から「傷病手当金」が支給されます。
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