労務ぷらんコラム

宇宙戦艦ヤマトに見る労務管理 その4

2012.07.02

神戸市北区鈴蘭台の社労士:井上です!


次の年長者は真田工場長だ。


真田さんは、如何に?
真田さんこそが、ヤマトの航海で最も貢献した人物ではないだろうか?
普段の航海、戦闘も大事だが、航海班も戦闘班もどうしようもない時こそが、真田さんの出番だ。
それは、普通の工場長の範囲を超えて、超えていました。

○真田の貢献 1 
冥王星基地の破壊工作
古代、加藤らと冥王星基地を人海戦術で破壊に貢献

○真田の貢献 2
アステロイドシップ、アステロイドリングの作成
冥王星でダメージを負ったヤマトの修理を安全に行うため、岩盤を装着した。
戦闘時では、アステロイドリングを使い、敵の攻撃を防御した。
この時、真田さんは「そろそろ、俺の自主プランを艦長に提案する時が来た」
と言いましたね。
すごいモチベーションです。


○真田の貢献 3
マグネトロンウェーブ基地を破壊工作
シームレス機を作成し、マグネトロンウェーブ基地に侵入し、手足の爆弾を使い破壊。

なんとこの回は、漢:真田!の大技が炸裂します


敵の基地の調査に出た探索機が、爆発でなく崩壊します。
基地から謎の破壊電磁波が出ている模様で、継ぎ目のないシームレス機を作成し、
古代と共に、侵入しますが、コンピュータの罠に掛かり、縛られた真田さん!
なんと、真田さんの手足は、義手・義足で取外ができます。
その手足には、小型爆弾がセットされています。

そ、そんな危ない人をヤマトは艦橋に入れていたのですか!?

しかも、爆弾は遠方からでは、爆破できないので、基地に残り、スイッチを入れると言い出します。
その理屈がまたすごい。
「この基地は、外からの攻撃に対し、シャッターを下ろす。なら、うちからの爆破にもシャッターをおろしてもおかしくない」
だから、シャッタの外側にいれば、死なない事もありうるという。
イチかバチかの賭けだ!
それに対し、古代は「真田さん、俺には、もう何も言えない。さよならは、言わないよ」といいその場を去ります。

そう、真田の中の燃えるハートには、さすがのトンパチ古代も何も言えなくなったのだ。

○真田の貢献 4
ドリルミサイルの駆除

ドメル将軍との七色星団の決戦。
ドメルの奥の手、ドリルミサイルが、見事、ヤマトの艦首に刺さった。
ドリルは徐々に、ヤマトの艦内に進行していく。
機関士達は避難していく中、ドリルミサイルに向かっていく男がいた。

真田さんだ!

アナライザーを連れ、ドリルミサイルに入っていく!
はて、こんなところに、穴が空いている?
それとも、真田さんとアナライザーは、不思議とも何とも思わず、すたこらと入っていった。
ドリルの先に穴があるのは、常識なんだろうか?

そして、2人?は、ドリルミサイルを反転し、これが敵空母に当たり、全ての空母を撃沈させた。


これと似たケースに、デスラー機雷の駆除も、真田アナライザーのコンビでした。

○真田の貢献 5
コスモクリーナーDを完成!
これが本来の仕事ですね。

○真田の貢献 6
デスラー砲を空間理力メッキで反射!
ガミラス本星での本土決戦で敗退したデスラー。
しかし、デスラーは死ななかった。
初代:デスラー艦でヤマトを追跡。
白兵戦も行った。
その最後の決め手が、デスラー砲です。

デスラー艦からのデスラー砲を島は回避できなかった。
その時、真田さんが、何やらパッチンとスイッチを入れた。
すると、ヤマトは凍りつくかのように、変色していきます。
そして、デスラー砲はデスラー艦へ返され、デスラーは紅蓮の炎に包まれます。
ヤマトは無事に地球に戻り、放射能を除去できるのでした。


さて、京セラの稲盛名誉会長は、このようなことを言われております。
人には3つのタイプがあって、
1:自ら燃えるタイプ
2:人から言われて燃えるタイプ
3:どうやっても燃えないタイプ
が、昔からいるようです。
真田さんの場合、どうみても1の「自ら燃えるタイプ」です。

では、真田工場長が艦長に向いていない理由は何か?
専門職と言う意見が圧倒的多数です。
確かに、顔の広い営業関係が社長に向いている感じはします。
しかし、京セラの稲盛氏、本田技研の本田氏など、世界規模の大企業のトップは技術職出身者が多いです。
ということは、あながち技術・専門職だからと言って、社長に不向きとは言えないです。

まあ、ただ、戦闘指示というの難しいかもしれませんが、そこは戦闘班長に任せ、最終決定だけ行えばよいかもしれません。

個人的には、真田さんはポイントの高い人物です。

次に、同期の島大介を見てみましょう。 

 

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